10/04/08 15:43:08
ゆとり教育を推進し日本人の学力を低下させたのは、中曽根臨教審と臨教審に関わった保守系人脈。
自称保守(実態は新自由主義者)による格差拡大・階級固定化が、ゆとり教育の目的。
URLリンク(nippon.zaidan.info)
「戦後教育の総決算」を掲げた中曽根首相(当時)は84年、首相直属の臨時教育審議会を
発足させた。「ゆとり教育」に代表される今の教育施策・改革の源流をたどると必ず臨教審に行き着く。
そのことを意識した中曽根氏も、インタビューで「ゆとり教育」の正しさを強調した。
学力低下など問題の原因は教師の「質」や運営方法などに求めている。
だが、中曽根氏は臨教審を「失敗だった」と総括する。
URLリンク(www.news.janjan.jp)
寺脇研「ゆとり教育は、中曽根内閣のときに臨時教育審議会をつくって、審議会が答申をしたわけだから、
臨時教育審議会をつくったこと自体は政治の力かもしれないが、
中身は政治家ではない人たちが集まって議論をし、決めたものだ。」
Q.ゆとり教育は当時の民意がもとめた結果なのでしょうか。
寺脇研「臨時教育審議会で出した報告について、特段の反対もないのでやってきた。」
URLリンク(www.asyura2.com)
↑中曽根臨教審に曾野綾子、 瀬島龍三
臨教審に影響を与えた「世界を考える京都座会」に山本七平、渡部昇一といった
保守系人脈が関わっている。
三浦朱門 (元・文化庁長官、曽野綾子の夫)
2000年7月、ジャーナリストの斎藤貴男に、新自由主義的な発想から「ゆとり教育」の本旨は
“100人に2~3人でもいい、必ずいる筈”のエリートを見つけ伸ばす為の「選民教育」である事を明言
(「出来ん者は出来んままで結構、エリート以外は実直な精神だけ持っててくれればいい」
「限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです」
「魚屋の息子が官僚になるようなことがあれば不幸になる」など)、物議を醸す。
217:名無しさんの主張
10/04/08 15:46:17
国民が政治に無知、無関心の方が支配層には都合がいい。
そして権力に従順、付和雷同しやすく騙しやすく教育するのが一番。
後は労働力としてマニュアル通りにやってくれるだけの知能があれば。
これは自民党、官僚、大企業の考えで教育においても政官財の癒着と
いうことなんだろう。
URLリンク(araiweb.elcom.nitech.ac.jp)
ゆとり教育のもとでは、生活環境が子どもの学力を左右し、その子の将来を決定
づけてしまう可能性が高くなる。
ゆとり教育路線によって一番得をしたのは私立校および塾などの受験産業だと指摘
している。ゆとり教育による学力低下を恐れる親が、私立や塾に子供を通わせるよう
になったからだ。そして、文部省の教育改革はもしかしたらこれら業界の利益のため
に進められてきたのではないか
民主主義の危機
社会で起きている出来事に対して判断をくだすには、必ず何がしかの基礎的な知識が
必要だ。そうした知識を与えない、学ばせないということは、判断する能力を子供たち
つまりは将来の大人たちから奪うということだ。結果的に、ゆとり教育路線は民主主義
を根底から切り崩していくだろう。民主主義とは人々の判断に基づいて社会を動かして
いくことであり、人々が判断できなくなれば民主主義は崩れていかざるを得ない。
文部省が民主主義の破壊を意図したかどうかはわからない。もしかしたら、一部エリート
が好きなように社会を動かし、あとはエリートの言うことにただ従う無知な大衆と専門バカ
しかいないような社会を夢見た官僚がいたかも知れない。いずれにしても、非民主主義的な
価値観、感性を持った人間たちが、ゆとり教育路線を作り上げていったと見て間違いはない
だろう。