07/11/26 14:31:07 agcQ1aGE
ネタバレ込みの特定の作品の話になるけど、
日出処の天子は、母子関係の失敗、女を毛嫌いしながら女の姿で行動する、
恋愛とか性愛を飛び越えて二人で一つの魂という考えに向かう
など、腐女子の背景にありそうだと言われてきたことと
リンクするところがたくさんあるようで、すごい。
少女マンガで初めて同性愛を描いたと言われる作者なだけあって、
女性が男性同性愛を欲する心理を、鋭く見抜いていた感じです。
相手が女性を選んで去っていっても現実に目を向けずに、意思疎通もできない子供を選ぶ
…というラストは、男性同性愛を欲する少女の心理への強烈な警告にも見えます。
終盤の問答で未熟さを指摘されるところなどはまさしく>>780の葛藤の表れだと思います。