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中小企業の事業承継、銀行がファンドで支援
中小企業のオーナー経営者から後継者への事業承継を円滑に進めるため、銀行が相次いで専門の投資ファンドを
設立し始めた。後継者に十分な資金がなくてオーナーから株式を買い取れなかったり、オーナーが引退を希望しても
後継者が見つからなかったりする場合に、ファンドが一時的に株式を買い取る。後継者問題を解決することで中小企
業の育成を後押しし、将来の取引拡大につなげる。
中小企業は、団塊世代のオーナー経営者が引退時期にさしかかったにもかかわらず、「後継者へのバトンタッチが
円滑に進んでいない」(中小企業基盤整備機構)。親族が後継者の場合は相続税が高く、親族以外の人が継ぐ場合
は、オーナーの株式を買い取る資金を確保することが難しいからだ。廃業になれば中小企業が育ててきた技術やノウ
ハウが日本経済に生かされなくなるとの懸念が出ていた。 (07:00)
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