07/11/15 09:33:37 zBd3WxY9
これでゆとりの底は1995年度生まれ(現小6)になることが確実になった。
小学校では来年から、中学校でも再来年の新入生(現小5)から、実質的な脱ゆとりというべき移行措置が始まり、
高校では2012年の入学者(現小5)から新カリキュラムとなる。
よって小中高ずっと一般の公立の場合、現小6の学習内容・授業時数は史上最低となることが確実に。
史上最低の究極のゆとりというべき現小6は次のようになる。
①小学校に入学すると同時に2002年現行指導要領が始まり、同時に完全週5日制が始まったため、
土曜授業を全く知らず、最初から土曜は学校がないものと完全に思い込んでる。
②中学で新指導要領が実施される2011年には中学を卒業してしまうので、脱ゆとりの波には乗れず、
中学段階でも総合込み週27コマという超ゆとり指導要領のまま義務教育を終える。
③高校でも新カリキュラム実施は2012年以降になるので、彼らはその前年の入学となるため、
結局小中高と脱ゆとりの流れからは完全に取り残され、史上最低の学習内容・授業時数のまま18歳に。
まさに究極の完全ゆとりとなる現小6が大学に入ってくる2014年が本当に楽しみだ。
同じゆとり世代でも、小学生時代に3桁以上のかけ算や小数点2桁以上のたし算・ひき算・かけ算、
台形の面積の求め方などを習い、土曜の半ドンを知ってる世代はまだマシな方。
それらの内容を小学校で習わなかった今の小中学生、ましてや小1から土曜全部休みで高校でも
現行課程になってしまう現小6はもっと悲惨。
但し小学校或いは中学校から私立というケースは別だから、現小6は公私間格差も過去最大になる。
一方、今年・来年小学校に入学する(した)子供たちは、小学校1・2年だけゆとりとなるが、
その後は脱ゆとりとなるので、彼らは中高生になればその下の世代と大きな違いはなくなる。
もちろん高校は次期課程、大学入試も次期課程による入試だ。
よってポストゆとり世代は、2000年代生まれもしくは21世紀生まれと定義してよかろう。