09/10/26 22:21:30
中医協人事、日医推薦枠はゼロ 政権交代で「親民主」
長妻昭厚生労働相は26日、診療報酬改定を議論する中央社会保険医療協議会(中医協、厚労相の諮問機関)の委員について、
任期切れとなった9人の後任人事を決めた。これまで日本医師会(日医)の推薦を受け厚労相が指名してきた日医執行部の3人は
再任されず、日医推薦枠はゼロとなった。
3人の代わりに就任が内定したのは茨城県医師会の鈴木邦彦理事、京都府医師会の安達秀樹副会長、山形大の嘉山孝正医学部長。
茨城県医師会は、親民主党への路線転換を訴える原中勝征会長が来年4月の日医会長選に出馬表明しており、政権交代の影響を
受けた人選となった。
記者会見した長妻氏は、委員選考に関する政務三役らとの議論で「会長選の話はなかった。考えたことはない」と述べ、会長選と
中医協人事は無関係と強調。茨城の鈴木氏と京都の安達氏との間で「地方と大都市のバランスに配慮した」と述べた。鈴木氏は、
茨城県医師会の推薦であることも明らかにした。
中医協人事をめぐっては、日医が政治団体「日本医師連盟」を通じ自民党を支持してきた経緯から、長妻氏ら政府側が日医推薦枠の
減員を検討。日医側は「露骨な日医外しで、明らかな報復人事だ」(中川俊男常任理事)と強く反発していた。
中医協は、健康保険組合など診療報酬の支払い側、医師ら診療側、学者ら公益代表―の3者で構成され委員は計20人。
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ワロス長妻改革