07/09/19 00:53:41 78jEpvfw
>>312
我々は長いこと「アリとキリギリス」の寓話の延長で、
蟻は働き者だと決めつけている。しかし、働かない蟻が多数いる。
観察によると「働き蟻の中の80%ぐらいが働いていない」というデータが得られたという。
では、働く蟻だけを集めたら社会構成の上で相当うまいことができるだろうということで、
働く蟻(20%)と働かない蟻(80%)に分けて観察した。
その結果、20%の働く蟻集団はさらに働く蟻(20%)と働かない蟻(80%)に分かれてしまった。
一方、今度は80%の働かない蟻集団の中に20%の働く蟻ができたという。
この原理は人間社会でも、同じ事が現実に起こる。
そして、いじめの仕組みそのものにも、同様なポイントがある。
それは、いじめを行う人間を間引こうが、いじめられる人間を間引こうが、
集団の規模に応じて、いじめを行う人間といじめられる人間が出てくるという事だ。
一見働いてない蟻に、じつは相応の役割があったように、
いじめる集団にもいじめられる集団にもそれなりの意味があり、
その組織全体の安定を生んでいるのである。