09/03/17 19:38:09
「モテる・モテない格差激化。結婚したいなら、男はコミュニケーション力つけ、
女は男への経済依存意識変えろ」…山田教授
★なぜ結婚できない? 「婚活」の山田教授が講演 大宮区
・結婚できない独身男女が増える社会背景を考えようと、さいたま市大宮区で講演会「結婚するには婚活!時代」
(同市男女共同参画推進センター主催)が開かれ、「婚活」の言葉の生みの親で中央大学の山田昌弘教授の
話に約百五十人が聞き入った。
「婚活」は結婚活動の略語。就職活動と同様、意識的に動かなければ結婚できない時世を表しているとして
昨年、流行語になった。
山田教授は、結婚できにくくなった理由に社会と経済の環境変化を挙げた。社会的側面では見合いが消え、
職場での出会いが減り、誰でも自動的に結婚できた時代ではなくなった。一方、経済面では非正規社員など
若者の雇用が不安定化して格差が拡大。妻子を養って人並みに生活できる男性が激減したと分析した。
それなのに世間の結婚観は相変わらず。昔と同じでできると思っており、親元で独身のまま暮らす
「パラサイト・シングル」など非婚化、晩婚化が拡大していると話した。
山田教授は「今の学生世代はさらに変化して『とりあえず付き合って合う人を探していく』になっている。
たくさん出会いのある時代で、もてるもてないの格差が著しい」「待っていても相手は来ないし、選ばれない。
男性は優しさやコミュニケーション能力を身につけ、女性は男性への期待を切り下げて、経済力への
依存意識を変えないといけない」と警告。
さらに「若者の経済力を安定させるために、介護士や保育士の給料を上げて若い女性にきちんとした
収入のある仕事を確保しないといけない」と提言した。
URLリンク(www.saitama-np.co.jp)