07/06/11 12:11:17 8WljqhwN
「本の原稿がある人、チャンスですよ！」とか「出版をお考えの方へ」とか「あなたの原稿を本にします」などという広告をよく見かける。
いわゆる書店売り自費出版で、その２大大手出版社が文芸社と新風舎。
しかし、書店流通を目的とした自費出版では、トラブルがよく起こり、これまでは表面化することが少なかったが、最近では問題視する声が急増している。
苦情を訴えるブログが増え、ＴＶでも取り上げられた。
でも、トラブルの実態を知る人はまだ少なく、自著原稿を送って、不必要かつ不透明な高額金を払わされる人が後を絶たない。
これらの出版社に共通するのは、数々の出版賞を設け、応募した人たちの大半に、
「あなたの原稿はとても優れているが、大賞にはいま１歩。このまま埋もれさせるには惜しいから出版費用を出せば、本にする」と声をかけること。
とにかくベタ誉めの書評が著者に送られてくる。
つまり出版社は書店売りを目的にして、店頭販売で儲けようというのではなく、
素人著者から高額の制作費を受け取ることで商売していること。
ところが著者は「高額の制作費を受け取ることで商売している」とは思わず、
「自作が認められ、書店販売で利益を得るもの」と理解し、
出版社は著者に充分かつ正確な情報を与えず、著者の誤解を利用するような形で高額の制作費を得ている。