07/12/19 15:13:37
児童が自宅に各自用意している遠足用シートといったら一人用のサイズと見ていいだろう。
遠足用シートを商品検索してみると一人用のサイズはメーカー等によって異なるが大体60×80~100cmといったところ。
手近な布や紙を計って比較してみてほしい。定規かメジャーを出して大きさをイメージしてみるだけでもいい。
相手が子供とはいえ、サイズ的にまったく遺体を包む役には立たないことが判るだろう。
では2~3人用シート(これは児童が家庭で所持している可能性は低いが)ではどうか?
こちらは100×180cmくらいが標準的なサイズのようだ。
これを横使いにした場合、7歳の子供の体では端から頭か足が見えてしまう。
縦使いにした場合、すっぽり覆うことは可能だ。
だが100cmという狭い幅ではボタンを外して上着を着ているようなもので、合わせ目が簡単にはだけてしまう。
遺体をこれに包んで運ぼうとしたら、紐等でぐるぐる巻きにするか、粘着力の強いガムテープ等で上から下まで固定しなくてはならない。
つまり、鈴香被告を犯人に仕立てるためには
・鈴香被告が遺体を遺棄できるのが可能な僅かな時間帯は白昼であるため、玄関から車まで運ぶ間遺体を何かで隠す必要がある。
・遺棄現場の状況から、遺体の位置が女性が投げ飛ばすのが無理な位置であるため、「シートの端を右手でつかみながらシートから死体を
滑らすようにして豪憲君の死体を投げ捨て」たとでもするしかない。
そこで捜索の際、該当した(実際はサイズ的に無理)のが遠足用シートだけだったということだろう。