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『年間テレビベスト作品』が完結 30年前はおもしろかった
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一九七七年度に源流社から刊行が始まった放送評論家・志賀信夫さん(78)の
「年間テレビベスト作品」の通算三十冊目(2007年度)が出版された。
この三十年を振り返り、志賀さんは「テレビはつまらなくなった」と述べ、
視聴率至上主義の弊害に警鐘を鳴らしている。
志賀さんはテレビ界の現状について、「テレビ局は新社長が前社長より収益を上げることを
迫られる。その悪(あ)しき習慣が視聴率至上主義の要因」と指摘。
また最近のスポーツ中継の増加に関しても、「スポーツそのもののおもしろさで見せている。
他人のふんどしで相撲を取っている。なんの工夫もない」と、まゆをひそめ「テレビは
(年間テレビベスト作品の仕事がスタートする)三十年前が一番おもしろかった。
映画でも舞台でもできない優れたドラマが出てくるなど、熱気や可能性があった」と語っている。