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【インプレ'06】両角岳彦 レクサス『IS』 2006年8月15日
● ドライバーの操作を無視する一台
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プラットフォームもエンジニアリングも、『マークX』、『クラウン』、『マジェスタ』、『GS』と共通。
走り味の違いもごくわずか。それをBMW『3シリーズ』やM-B『Cクラス』と等価で買って嬉しいか。
タイトな肢体を強調したスタイリングは、きつく傾斜したAピラーからルーフサイドレールまでキャラクター
ラインが低くつながり、頭を潜らせて乗り込む。
着座状態では、頭から肩への圧迫感強く、本革シート表層の柔らかさはなぜか色によって違う。
後席はシートバックが後傾しすぎて着座姿勢の保持は不可能。
走りもかなり雑で、「このプラットフォーム+高圧ガス封入モノチューブダンパー」共通の欠点に加え、
ターンインから旋回姿勢に落ち着くまでの細かな動きが毎回異なり、一定のリズムが再現されないし、
ライントレース時ですら修正舵への応答が遅れる。
ATの変速も雑で、シフトアップ/ダウンともにルーズな割に変速ショックが遅れてやってくる。
「ドライバーとの対話を無視し、ひたすら調教された通りにしか走らない」印象強し。