06/04/15 00:57:14
格差社会を斬る！
1996年 年間所得1000万円以上3.2% 年間所得300万円未満26.3%
2004年 年間所得1000万円以上3.8% 年間所得300万円未満34.8%
先行きの見えない不況、悪化する失業率。しかしながらここ数年はゆるやかな回復に向かってきているという。
……格差という名の代償を生み出しながら……
かつての一億総中流意識及びそれにもとづく雇用体系が崩壊するのは、(より純粋な)自由主義経済の中では当然のことであろう。
事実、構造改革をうたった小泉政権がその流れに拍車をかけたのは間違いない。
格差の存在が是か非かということは人それぞれであると思うが、私的にはこの急速な変化は危惧すべき事態だと思う。
なぜなら人間の'勝ち''負け'を正当に評価できる社会的土壌が十分に整っているとは到底思えないからだ。
実態として、この社会には多くの'既得権'があからさまに存在する。
特定の組織を紛糾するつもりはないが例えば、公務員然り、旧財閥系企業然りetc...
彼らがカードを握っている一方で自由経済・競争原理と躍起になるのはいささか滑稽なようでもある。
格差の固定化。これは仕方のない事実だとしても、格差による機会の不平等が固定化する社会にはなってもらいたくないものだ。
夢を持てない子供が増えていると言う。あまりにも若い世代のうちに将来の見定めを行わせる国、日本。
彼らの目に我々大人はどう映っているのだろうか？