06/04/09 18:55:46
ハードロックカフェピョンヤン
新聞特殊指定と再販制度の堅持だって?
とりわけひどいのは毎日新聞で、他の新聞は、値引き読者の割合は、せいぜい全体の1割から
2割程度なのに対し、毎日新聞は、客によって新聞代金がバラバラ。朝刊だけで3200円取
られている客もいれば、2500円で朝夕刊を購読している客もいる、なんてのは当たり前。
3年の契約のうち、1年間は無料と言う無茶なサービスも平然と行っている。
毎日新聞社は自社商品の販売店の管理がきわめてずさんな会社であり、金さえ用意されれば暴
力団関係者にも店を与え、事実上、販売店の無法行為も黙認状態。個々の販売店が好き放題やっ
ている。だからこれは余談になるが、毎日新聞の販売店の多くは、従業員に全く休みを与えず、
また、他の新聞の販売店がそれなりにきれいな建物を使用しているのに対し、毎日新聞の専売
所の多くはボロボロだ。新聞社が、販売店に何の関心も持っていない証拠である。
ちなみに、新聞代を値引きしたり、無料で新聞を配達することを、「S(エス)」と言い、ま
たその新聞のことを「S紙」と言う。これはどの新聞屋に行っても通じる、共通の業界用語で
ある。それほど当たり前に行われている行為なのだ。
「発注以上の新聞を卸すことを禁じる制度(新聞特殊指定)の堅持」に至っては、呆れて開い
た口がふさがらない。どれだけ多くの販売店が、新聞社から無理やり押し付けられた余分な新
聞(「押し紙」という)の処分に四苦八苦していると思っているのか。実際、この押し紙をめ
ぐって、販売店と新聞社の間で裁判沙汰になったケースだってあるのに、何が「新聞特殊指定
の崩壊は戸別配達の崩壊に繋がる」だ。ああ、バカバカしい。
と言うわけで、現場から見れば、とうの昔に特殊指定も再販制度も崩壊しているのであって、
今朝の朝刊に載っていた「新聞特殊指定のなんとか決議採択」とかいう記事は、ヒマな新聞協
会の茶番劇である。皆さんが、あまり真剣になって悩むような話ではないので、「ふーん」程
度の感想でスルーしてやってください。
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