07/02/13 15:35:34 SS/TeIUs
>>118
父なる天空、男尊女卑、男社会はいかにして成立したのか。
女性が要職に就くたびに、「これからは女の時代だ」とマスコミが騒ぐのは、
逆に、女性が依然として低く見られている証拠である。
今でも世界の辺境に、生きた化石のように残存している未開民族たちの母系社会は、
多くの場合、女尊男卑の母権社会である。 そこでは、文明社会でなら、男がする役割を女がしている。
最も男性的な職業と思われている兵隊ですら、女性の職業である場合もある。
例えば、アフリカのデホミ族においては、「戦争は女の役割」である。
彼女たちは一般にきわめて勇敢で、 臆病な女兵士は「おまえは男だ」と罵られ、
姉妹によって処罰される。
臆病者のことを「女々しい」と形容する男社会とは対照的である。
中国の雲南省に住むナシ族のモソ人の社会は、母系社会であるだけでなく、母権社会でもある。
女性、特に母親の権力が強く、村の役職の上位はほとんど女性で、
家の運営も彼女たちにまかされている。
「男たちは少しだけ仕事をして傍観者のように暮らしている」。
アマゾン族は、女性が男性をコントロールしていたという証拠は見つかっていないので、
母権社会であるとは言われていない。
ただ、「女性も男性と同じように武器を持って戦い、かなりの高い地位を得ることができた」
という事はわかっているようです。
ただ、デミホ族やアマゾン族の女性戦士は、女権社会の典型とは言えず、
アマゾンという名前が、両性具備の象徴である月(大地と太陽の中間)に由来している
とされるのは、彼女たちが純粋な女としては認識されていなかったことを伺わせます。
URLリンク(www.nagaitosiya.com)
結局何が言いたいのかというと、「楽をできる=優位」では無いと言うことだ。
「女が兵士として戦場に行く」「男は少しだけ仕事をして傍観者のように暮らす」
これらは男尊女卑ではなく、あくまで女尊男卑として捉えられる。
「楽をできる=優位」なのであれば、飼い犬は人間よりも優位だということになる。