05/09/24 19:23:34
現在は、BS、CS、ケーブルテレビ、DVD、インターネット、携帯電話など、
昔より圧倒的に多チャンネル、多メディアと化していて、それぞれの人の好みや
状況に合わせて自分で選択できる。放送インフラ整備のために国民に有料の
公共放送を押し付けることが許された時代は、もはや過ぎ去った。
このような時代に消費者の選択、市場原理と離れて、NHKに受信料の徴収を
許すのは、全くの理不尽である。早急に以下のようなシステムへ改革すべきだ。
1) スクランブル化の導入により見たい人だけが契約する。
もしくは、
2) 公共放送として非常に限られたニュースの放送機能だけを残し、残りの
紅白、ドキュメンタリーなどは分社、民営化する。公共放送部分の規模、費用は
現在の十分の一以下に押さえ、TV購入時に小額を徴収か、税金より支出するとする。
私はスカパーに加入していて地上波はほとんど見ない。スカパーの
ベーシックパックは36チャンネル程度で月額3,140円と、1チャンネル当たり、
月額100円を切っていて、これに比べ、NHKの地上波のみで月額1,395円、
BSこみ2,340円はとても高く感じる。スカパーではペイパービューや追加の
契約チャンネルでさらに月額数千円を追加で払っている。
NHK側ではこのようにスカパーなどに払う金があるなら、NHKとも当然契約できる
はずと考えるのかもしれないが、これはいかにも役所的、官僚的な供給者主体の
論理だ。本来は逆にCS、インターネット、携帯電話などの費用がかかるから、
NHKなどに割ける金銭的、時間的余裕は以前よりずっと少ないと考えるべきだ。
なぜ、見もしない肥大化した金満NHKに金を払わねばならないのか?逆にNHKが
金を払ってくれるなら、見てやらないこともないといった気分である。
来春プロジェクトXが終了するというが、その最終回は、
「もう国民に迷惑はかけない 押し売り放送の終焉」 ~NHKついに民営化に~
という、NHK自身の民営化プロジェクトの記録にして欲しいものである。