05/05/02 18:18:20
私服姿で乗客になりすまし極秘チェック
JR西日本が運転士の技量や服務態度を点検するため、私服姿のベテラン
運転士を乗客に紛らせて抜き打ちチェックを日常的に行っていたことが2日、
分かった。被験者に悟られないよう、チェック役に遠方のベテラン運転士を
指名するなど、“秘密警察”のゲシュタポさながらの手法で、指差し点検の
有無など多数の項目を確認。問題があった場合、後日、「日勤教育」などの
厳しい指導があったという。
関係者によると、チェック役は、私服姿で乗客にまじって乗車。ボードに
クリップされたチェックシートを隠し持ち、先頭車両の運転席のすぐ後ろの
客席付近に立って監視。
その際、乗務前後の指差し点検から、乗務中の速度の安定、ブレーキの正
確さ、安全確認や態度などを事細かにチェックし、1項目でも問題があった
場合、後日、厳しい「日勤教育」などが課せられていたという。
なかには突然、呼び出され、「あの勤務態度は何だ!」「点検の声が小さ
い!」と恫喝(どうかつ)されたり、ストーカーまがいの度重なる極秘チェ
ックに精神的に追い込まれ、最終的には辞職につながったケースもあったという。
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