08/07/01 00:09:05 Ksg4WXio
【前書き】
私は13才の頃、自律神経失調症になり、自分に“心を歪める物”があるのに気付きました。(それを認知の歪みと知ったのは14年後でした。)
当時の私はこのままでは、いつか自殺するか犯罪を犯してしまうと思い、性格を変える方法を考え始めました。
それがついに完結しましたので、何かのひょうしに失われる前に、多くの人に知ってほしいと思いここに記します。
これは誰でも利用できる考え方で、デメリットも無いのでご安心下さい。
【認知の歪み】
いじめ、うつ、キレる若者、モンスターペアレンツなどには共通した考え方があります、それは【認知の歪み】です。
あなたの周りに、1つの考えにとらわれて、頑固に過剰な行動をする人がいたら認知の歪みを持ってると思ってかまいません。
認知の歪みとは、元は心理療法の言葉らしいですが、ここでは「現実を歪めてとらえる事」と解釈します。
なぜ認知の歪みが発生するかと言えば、おもに“恐怖などによって、心の働きを歪めてしまう”からだと言えます。
歪められた人の典型的な考え方は、人物Aは決して間違わない、人物Bは間違った事しか言わない、みんなが自分を嫌っている、自分は○○であり決して変わらない、答えは○か×かしかない、などです。
それと、"○○ない”というような否定的表現が多いように思います。
これらは冷静な人からみれば、どれも極端な考えと思うでしょうが、当人は恐怖などに縛られているため、考えが固定されてしまっているのです。
これを私は「思考の固定化現象」と考えました。
これを無くすには、恐怖をなんらかの行動で減らし、“好き嫌い・損得・どのくらい重要か”といった当たり前の感覚を取りもどす必要があります。
【治し方】
思考の固定から開放されるには、まず恐怖やトラウマを和らげると良いです。それには、熱い湯にはいる時のように、少しづつ慣らして耐えると良いと思います。ただしムリはしないで下さい。
恐怖以外にも、自分の感覚を信じないような思い込みは、すべて認知の歪みにつながります。それを防ぐには、まずなんでも疑って有りのままの現実を見つめる事です。
強い認知の歪みをなおすには、さらに積極的に行動がいります、それは2つ。
・何も考えず細かいデータをとるように現実を見つめる。
・好き!嫌い!とあるがままの心で思う、できれば口で言う、それをスポーツ感覚のように繰り返す。
これだけで正しい現実を理解できるのです。
さらに人間関係がつらいという人は、人をできるだけ邪魔しない、憎まない、否定しない、という事を心がけると意外と簡単に仲良くできるでしょう。
【煩悩を消す】
私が性格を変える上で重視したのは煩悩を消す事です。それは結論すると、ありのままの現実を認めるという事でした。
つまりどんな良い事も悪い事も、否定せず正確に知るという事です。
それは仏教の悟りに通じる道“八正道”とそっくりであり、誰もが普通にやってる事とも言えます。悟りの道は、意外に近くにあったようなのです。
【後書き】
最後に煩悩を消すなどと言いましたが、宗教という字をみると虫唾がはしると言うような人は無視してかまいません。
私が言いたいのは、現実を正確に把握するという事であり、それは生きる上で必須のスキルです。どうかこれを理解して、今後の人生に役立ててもらえれば幸いです。