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平野官房長官、キャンプ・シュワブ沿岸部を訪問 住宅街で騒音被害などの実情視察
1月9日17時52分配信 フジテレビ
平野官房長官は9日朝、沖縄県庁で仲井真知事と会談し、アメリカ軍の普天間基地移設問題について、5月までに結論を出す考えを重ねて表明した。
政府与党の検討委員会の委員長を務める平野官房長官との会談で、仲井真知事は、普天間基地の問題について、
「県民は、県外移設を強く望んでいる。そういう方向を含めて答えを出してほしい」と要請した。
これに対し、平野官房長官は、「5月までに決着させる」との政府の方針をあらためて伝えるにとどまった。
平野官房長官は「県外移設というお考えがあることも承知をいたしておりますが、どうなるか、これからのことですから」と述べた。
会談後、平野官房長官は、普天間基地や日米が移設先として合意しているキャンプ・シュワブ沿岸部を訪問した。
基地周辺の住宅街では、騒音被害などの実情を視察した。
官房長官就任後、初の沖縄入りとなった今回の訪問で、沖縄側の期待をどのように受け止め、今後の議論に反映するのかが注目される。
10日は、党内で候補地として浮上している下地島や伊江島などを上空から視察する予定。 最終更新:1月9日17時52分