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出動現場で窃盗手口覚える、大阪府警警部補を懲戒免職
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大阪府警は１５日、府警吹田署警部補の古川英生(ひでたか)容疑者（４６）（交野市倉治３）を窃盗と傷害などの容疑で再逮捕するとともに、懲戒免職処分にした。
２月１７日未明、同市幾野の喫茶店に侵入、約１６万円などを窃取。
店外で経営者（５８）に見つかり、顔を殴るなどして約３週間のけがを負わせた疑い。
府警によると、古川容疑者は昨年４月、携帯電話の出会い系サイトに登録し、業者に１３０万円を支払ったが、小遣いに困るようになり、年末からガラス戸などをバーナーで熱して割る手口で店舗侵入を重ねた。
犯行時は足跡を残さないため交番から持ち出した鑑識活動用の足カバーをはいていた。
「仕事で出動した窃盗事件の現場で手口を覚えた。約２０店舗に侵入し、うち約５店舗で金を盗んだ」と供述している。
古川容疑者は大阪府交野市で５月、中華料理店に侵入し店員にけがをさせたとして傷害容疑などで逮捕され、大阪地検が１５日、中華料理店の事件で、建造物侵入と傷害の罪で起訴した。
（2009年6月15日23時02分 読売新聞）