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死者に対して、死後もバッシング
「死」すらも、あげつらって、高笑いしている印象が強い。
しかも、彼らはこの記事で利益を得る。
浪費癖、訴訟費…マイケル、莫大な借金に波紋広がる
6月27日16時58分配信 夕刊フジ
膨大な資産を手に入れながら、金銭面のトラブルが絶えなかったマイケルは多額の負債を残した。
借金返済のために企画した復活公演も実現せず、興行関係者にまで波紋が広がっている。
米ウォールストリート・ジャーナル紙によると、ビートルズの作品約２５０曲の著作権を管理する会社の株式を５０％所有していたマイケルは、最近でも毎年約１９００万ドル（約１８億円）の収入があったとされる。
だが、買い物好きで浪費癖があるのに加え、豪邸「ネバーランド」の建設費の工面や金銭関係の訴訟などのために借金を重ねた。
２００５年には、子どもへの性的虐待罪の裁判中に、会計士から出費が報酬を上回っていることを明らかにされていた。
同年にネバーランドから離れても、ぜいたくな生活はやめず、今年１月から住んでいた豪邸の家賃は月約１０万ドル（約９５０万円）だった。
負債額は約５億ドル（約４８０億円）に上っていたという。
音楽誌「ビルボード」によると、ロンドンで７月１３日から行う予定だった１２年ぶりの復活公演のチケットは、８５００万ドル（８１億円）分が完売しているが、興行主はすでに１０００万ドルをマイケルに支払い、３０００万ドルは制作費などに消えているという。
公演中止に伴い、今後はチケット代を購入者に返却しなければならない。
大半は保険でカバーされるとみられるが、死因によっては保険が適用されず、巨額の損失をこうむる可能性もあるという。