08/12/01 02:45:43
アダルトサイト、出会い系サイト等、ネット上で有料サイトを運営するのであれば
電子消費者契約法、特定商取引法等に準拠した契約フォームを設けなければなりません。
サイトが有料利用契約を締結するために講ずべき措置と手続きは次のようになります。
1.有料・契約内容の明示
申し込みの前に「ここから先は有料です」と「明確な表示」及び「契約内容」を認識させる措置。
2.必要事項の入力
「申し込み画面」を設け、支払い方法、連絡先、氏名等の入力を求める。
3、年令確認の義務付け
18歳未満の児童が利用しないよう、身分証明書やクレジットカードなどによる年齢証明を求める。
4.操作ミスの救済措置
入力した申し込み内容を「再確認・訂正・キャンセル」出来るための画面の設置。
5、契約成立のお知らせ
契約が成立した旨のメール等を送信し「申し込み者に到着した時点」で契約成立となります。
あなたはサイトと↑このような契約手続きを交わしましたか? 交わしていませんよね。
対面販売では無い、ネット上の契約では有料利用契約の意思確認、本人確認、再確認が重要になります。
確認を怠った【登録完了】や【入会完了】等は【契約締結】とは認められず、支払い義務は発生しません。
3:【ネット上の契約とは】
08/12/01 02:46:54
電子契約法について
~電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律~の施行に当たって
平成13年 経済産業省商務情報政策局情報経済課
URLリンク(www.meti.go.jp)
特定商取引法
URLリンク(www.meti.go.jp)
インターネット通販における
「意に反して契約の申込みをさせようとする行為」に係るガイドライン
URLリンク(www.meti.go.jp)
国家公安委員会規則第十五号
URLリンク(59.xmbs.jp)
4:【ネットの仕組みとは】
08/12/01 02:48:25
ワンクリック詐欺の相談に来られる方に共通している事があります。
それは「ネットの仕組み」の基本をご存知無い、という一点です。
ネットをする上でサーバーに伝わる情報は↓これだけです。
「あなたの情報・確認くん」 URLリンク(www.ugtop.com)
「携帯電話情報確認」 URLリンク(m.xxne.jp)
住所、氏名、電話番号、メアドは、伝える必要が無いので表示されていません。
つまり、何処の誰が見に来たのか、サイトには分からないのが「ネットの世界」です。
この「ネットの匿名性」を知らない方が「金払え!」画面を見て驚き慌てふためきます。
余計な「問い合わせ」をしてメアドや電話番号を教えてしまい、サイトにからまれています。
IPアドレス、リモートから分かる事は、契約されているプロバイダと、その所在地のみです。
プロバイダは「個人情報保護法」に基づき、顧客情報をワンクリごときに漏らしたりしません。