08/12/24 15:31:00
>>479つづき
■メモ取り続け
辻川靖夫裁判長は「いかに短時間でも、３年前であれ、細かくはともかく記憶があって当然だと思うが、それでも『記憶がない』という説明なのですか」と質問。
しかし、品川被告は「拘置中にずっと考えたが、やはり『記憶がない』としか答えられない」。主任弁護人の高橋司弁護士は「言い逃れや保身で『記憶がない』と言っているわけではないですね」と念を押すのが精いっぱいだった。
品川被告は、グレーのスーツに白いワイシャツ、カーディガン姿。弁護団と裁判官、検察官にそれぞれ一礼して被告席に座った。半年に及ぶ拘置所生活のせいか髪は肩近くまで伸び、表情もやややつれて見えた。
検察官の冒頭陳述や証人尋問では、終始メモを取り続けていた。
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《起訴事実》
品川被告は建設会社に天下った開発局ＯＢと共謀し、石狩川開発建設部長時代の０５年９、１０月に実施された石狩川改修工事計２件の指名競争入札で、あらかじめ落札業者を決めた割り付け表を作成。
他の入札業者に本命業者より高い価格で入札させ談合したとされる。
１２月２３日朝刊 最終更新:12月23日11時1分