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不法投棄？：道東道建設現場、盛り土にコンクリ塊混入 ／北海道
12月4日11時1分配信 毎日新聞
北海道横断自動車道（道東道）の建設が進められている上川管内占冠村の工事現場で、盛り土にコンクリート廃棄物が混入されていたと東日本高速道路が発表した。
同社はトンネル工事で出たコンクリート廃棄物の不法投棄とみており、廃棄物処理法違反の疑いがあるとして道警と上川支庁に通報した。
同社によると現場は穂別トンネルと占冠トンネル（いずれも建設中）を結ぶ高速道路建設用の盛り土。２日に掘り返して調査したところ、最大縦２０センチ、横４０センチのコンクリートの塊十数個が出てきた。
盛り土には穂別トンネルの掘削で出た土を使っている。穂別トンネルでは５月１４日～７月１９日、占冠トンネルでも７月３０日～８月２９日、
トンネルの壁面に吹き付けたコンクリートの一部を削り取る作業を行っており、その際に出た廃コンクリートが混入された可能性が高いという。
穂別トンネルは清水建設（東京都）と株木建設（茨城県）、占冠トンネルは三井住友建設（東京都）と佐藤工業（同）の共同企業体が受注。
現場を含む夕張―占冠間は１１年度に開通予定。【横田愛】
１２月４日朝刊 最終更新:12月4日11時1分