08/11/20 20:29:24
西松建設を家宅捜索 海外事業の裏金づくりの疑いも
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準大手ゼネコン「西松建設」の元幹部による横領事件で、西松建設は1993年のゼネコン汚職事件をきっかけに、海外事業での裏金づくりを本格化させた疑いのあることが分かりました。
19日に逮捕された高原和彦容疑者（63）は容疑を認め、「10年ほど前から会社の指示で裏金づくりにかかわった。9000万円近くを横領した」と供述しているということです。
関係者によると、西松建設では、市長やゼネコンの役員らが逮捕されたゼネコン汚職事件以降、不正が発覚しにくい海外事業での裏金づくりを本格化させたということです。
高原容疑者は「裏金のうち、1億円を不正に国内に持ち込んだ」と供述していて、東京地検特捜部は、会社ぐるみの裏金づくりの実態解明を進めています。
[20日16時34分更新]