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北海道開発局：天塩の橋架け替えで設計ミス 「１７０５万円不当支出」 ／北海道
11月8日11時0分配信 毎日新聞
◇会計検査院報告
北海道開発局が留萌管内天塩町川口で０７年度に実施した橋りょうの架け替え工事で設計ミスがあったことが会計検査院の０７年度決算検査報告で分かった。
会計検査院は「安全度が確保されていない」などとして、工事費の一部１７０５万円を不当支出と指摘した。開発局は設計にかかわった職員の処分を検討している。
開発局は０７年９月、排水路の断面拡幅工事に伴い、天塩町川口の旧酪藤橋の架け替え工事を行い、今年３月に新酪藤橋（長さ１７・６メートル、幅員６・２メートル、事業費約５４００万円）が完成した。
排水路に対し、斜めに架かる橋のため、通常より橋台と橋げたの連結を補強すべきところ、補強工事をしていなかった。
検査院の指摘を受け開発局は今年９月、設計したコンサルタント会社「和光技研」（札幌市）の負担で補強工事を実施した。【高山純二】
１１月８日朝刊 最終更新:11月8日11時0分