08/11/08 19:16:15
ごみ処理発電 3億円補助金不適切
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トラブル続きのいちき串木野市のごみ処理発電施設について建設にかかった補助金およそ3億円が会計検査院から不適切な支出と指摘されました。
起債まで含めておよそ7億円の返還を求められる可能性も出ており、いちき串木野市でも苦慮しています。
国の予算が適正に使われたかチェックする会計検査院は、きょう決算検査報告書を内閣に提出しましたが、そのなかで報告されたものです。
いちき串木野市のごみ処理発電施設は、合併前の旧市来町が環境省などから3億円の補助金を受けて建設しました。
しかし稼動した2004年当初からほとんど発電出来ないうえに、ごみ処理もうまくいっておらず、
会計検査院では、補助事業の目的を達していないなどとしてこの3億円について不適切な支出と認定しました。
この指摘について環境省などは「全額返還をお願いせざるをえない」としており、
今後、国から補助金や起債など最大で7億円の返還を迫られる可能性も出てきています。
これについていちき串木野市では、環境省などに返還額の減額などを要望していくことにしています。
なお、いちき串木野市では、ごみ発電施設の設計・施工業者らを相手に近く損害賠償訴訟を起こす方針です。
[7日20時20分更新]