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米原潜放射能漏れ2年前から=日本に計11回寄港、横須賀も
8月7日17時43分配信 時事通信
米原子力潜水艦ヒューストンから微量の放射能を帯びた冷却水が漏れていた問題で、漏水は2006年6月から始まっていたことが米側の調査で分かった。
米政府が7日、在京大使館を通じて外務省に連絡、同省が公表した。この間、同艦は日本に計11回寄港したが、放出されたとみられる放射能の全体量は、人体などへの影響はないレベルだったと説明している。
放射能漏れの日本の対象地域は、今年同艦が入港した佐世保と沖縄とみられていたが、期間が特定されたことで、新たに横須賀が加わった。
米側調査によると、同艦は佐世保に06年7月16日から08年4月6日までの間に5回、横須賀に07年1月25日から29日にかけ1回、沖縄に07年3月17日から08年3月12日にかけ5回寄港。
放射能の推定放出量は佐世保で13キロベクレル未満、横須賀は3.5キロベクレル未満、沖縄が6.3キロベクレル未満で、合計では22.8キロベクレル未満だった。
これは、一般家庭用の煙検知器に含まれる放射性物質を下回っているという。