07/10/23 20:35:03
>>22
一応な、近代刑法は「故意」を犯罪の基礎要件にしているだろ。即ち、
「犯罪行為をしようと思う」事を、非常に重要視するわけですよ。だから、
犯罪をしようと思う事すらできない人は、その範疇にないって事だな。
「邪悪な意思は、邪悪な性向により生まれる」と考える方法論は、近代の
一時期、強く唱えられたものの、現在はあまり支持されない考え方。
犯罪者は、「犯罪者脳」を持っているから、その脳の間違ったプログラミングによって
犯罪を犯すのであって、そのプログラミングを矯正すれば、正常に戻る、という
考え方は、プログラミングを正常化できなければ、他の正常なシステムに
障害をきたす可能性がある為、強制削除すべき、という考え方とも符合する。