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新人巡査が配属初日に初手柄 福井南署板垣交番、酒気帯び男摘発
2007年10月4日
福井南署板垣交番(福井市板垣四丁目)に配属された新人警察官が、交番勤務の初日に、酒気帯び運転と無免許運転の男を摘発した。
初手柄をあげたのは森本邦彦巡査(24)。
九月に同署に配属され、現在、地域課実習として板垣交番に勤務している。
森本巡査は九月二十六日、午前九時から二十四時間にわたる初めての交番勤務についた。
翌二十七日未明、福井市月見三丁目を先輩署員とともにパトロールした際、蛇行する車を発見。
運転していた男(34)を飲酒感知器で調べると酒気帯び運転と判明。
さらに無免許とも分かった。
森本巡査は「警察学校とは違い、現場は緊張したが、飲酒は絶対許さない」と振り返った。
一緒に勤務する奥山博信巡査部長(45)は「非常に頑張っており、頼もしい」と評価した。
森本巡査は剣道四段。
丸岡高校三年の時には、国体の剣道団体で全国ベスト8入りした。
愛知県内の大学に進み、二度目の試験で福井県警に採用された。
大学卒業後は一年間、啓新高校で体育の非常勤講師をしていた。
(川本光憲)
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