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「自分殺し刑務所に」 シンポで冤罪男性証言
2007年6月6日 21時03分
取り調べの可視化(録画・録音)を訴える日弁連などが主催のシンポジウムが6日、東京・霞が関の弁護士会館であった。
富山県警に強姦容疑などで逮捕され、約2年間の服役後に無実と判明した男性(39)が出席し「取り調べの刑事に『はい、うんしか言うな』と言われ、現場の見取り図は手を取られて描いた。(有罪判決を受け)自分を殺して刑務所に行った」と証言した。
可視化については「警察に思うがままの取り調べをさせないために必要だ」と話した。
男性によると、事件現場となった被害女性の家を訪ねたことはなかったが、刑事に「ここだろう」と家の前に連れて行かれ、指さすよう要求された。
さらに玄関を見せられ、その後の取り調べで現場見取り図を描くように指示されたという。
玄関から見えた以外はは分からず描けなかったが、「肩の力を抜け」と言って後ろに回った刑事が男性の右手を取って見取り図を描いたという。
(共同)
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