08/02/29 13:15:53
これは喩えとしては本意ではありませんが、
仮に植草氏が事件の真犯人だとしましょう。
すると既に有罪判決は下っているし、132日にも渡る
単なる迷惑防止条例違反の痴漢としては異常なほどの長期な拘留を強いられ、
社会的地位まで失った。家族まで失う可能性まである。
これ以上一体何を求めるのでしょうか。
次に控訴がある訳ですが、真犯人の植草が逆転無罪判決を受けたとしましょう。
確かに女性の敵という程度ではありますが、喩え無罪になったところで
我々一般人の生活には植草氏個人に対する判決は何ら体制に影響が無い訳です。
危惧されるのは、無実の人物が逮捕監禁の末有罪判決しかも
ある権力者や既得権益者の利益を守るための陥れ工作だとしたらどうでしょう。
国家権力を守るためだけの司法機関の存在は民主主義の破滅を意味しており、
独裁国家に走ることは北朝鮮やKGBの旧ソ連という"粛清"国家を見れば明らかでしょう。
しかも植草氏に纏わる事件から裁判に至るまで国策逮捕を思わせる
不可解な点が無数に浮上しています。
そして国策逮捕で植草氏の有罪確定は、第二第三の植草氏が出てくる可能性
(現実は既に植草氏が第二第三の被害者な訳ですが)を意味しており
つまりその判決は植草氏個人の問題ではなく、
国民全体に対し恐怖政治の幕開けを示唆しているのです。
まして昨今与党陣営により、国民投票法だけでなく共謀罪・人権擁護法案等といった
現代版治安維持法と言われる強法を可決させようとする動きがあり、
これら法律が現実に可決されると、わざわざ痴漢と言う
でっち上げ工作を行わずとも、権力者が気に入らないと思っただけで
その下部の警察がいとも簡単にその人物を監禁・拘留出来るようになるのです。
私達日本人は他人事では済まされない。とても恐ろしいことです。