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保護した男性、容体急変し死亡 神戸北署
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2006年12月16日11時49分
１６日午前３時４０分ごろ、神戸市北区甲栄台３丁目の神戸北署で、家庭内のトラブルで保護し、１階にある相談室のソファに寝かせていた同市北区の無職男性（６９）の容体が急変し、救急車で病院に運んだが、約１時間後に死亡した。
外傷などはなく、同署が死因を調べている。
調べでは、男性が１５日夜、自宅マンションで暴れたため、妻が近くの娘宅に身を寄せたところ、男性が呼び戻しに来て玄関をたたくなどし、娘が１１０番通報した。
同署員が駆けつけたところ、男性は自宅で酒を飲んでおり、自ら「このままでは何をするか分からないので保護してほしい」と話したため、同署に連れて行ったという。
約３時間半後、男性のいびきが聞こえなくなったので署員が確認したところ、呼吸が止まっていたという。
同署は「保護の方法は適正だった」としている。