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虚偽報告書の元警部補に有罪 無免許運転など隠蔽
2008.10.29 02:35
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交通事故当事者の無免許運転などを隠蔽（いんぺい）する虚偽の報告書を作成したとして、虚偽有印公文書作成などの罪に問われた元小諸署警部補、北原孝之被告（５０）の判決公判が２８日、長野地裁で開かれた。
土屋靖之裁判長は「事件を早期に解決することで自己の人事評価を上げようとする自己中心的な動機で、酌量の余地はない」として懲役２年、執行猶予３年（求刑懲役２年）を言い渡した。
判決によると、北原被告は上田署交通課に勤務していた平成１８年２月、上田市で起きた２件の交通事故処理で当事者の無免許運転や飲酒運転を隠蔽する虚偽の事故報告書を作成した。
県警は今年７月、北原被告を懲戒免職処分とした。