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大阪・城東で火事、押し入れから女性遺体？
7月12日12時42分配信 産経新聞
１２日午前４時半ごろ、大阪市城東区今福東の「市営今福中住宅」４階４０８号室で、約４０平方メートルの一部を焼く火災があり、駆けつけた消防隊員が、
押し入れから毛布にくるまれた遺体１体を発見した。この部屋に住む男性（４６）と別居の前妻（４６）の行方が分からなくなっており、
遺体は服装などから成人女性の可能性が高いという。城東署は遺体の身元確認を急ぎ、死体遺棄放火事件として捜査している。
調べでは、部屋は３ＤＫで、遺体は４畳半和室の押し入れの下段にあった。ポリ袋に包まれ、粘着テープでぐるぐる巻きにされた上で毛布に包まれていた。
頭を北に向けた状態で寝かされ、上には布団が積まれていたという。
同市消防局によると、住人から「４階から煙が出ている」との通報があった。消防隊員が駆けつけると玄関には施錠がされており、窓を破って消火作業を行ったという。
遺体は焼けこげ、押し入れ内の布団７枚と近くのソファなどの家具の一部が焼けたという。
同署によると、住人の男性は４月に前妻と別れ、前妻は大阪市内の実家に帰っていたという。前妻は数日前に介護の仕事に出勤して以来、連絡がとれなくなっていた。
近くの住民によると、男性は今年３月まで２年間、同じ棟の班長を務めていたという。隣の棟に住む地元町内会長の妻（６５）は「今年３月ごろ、
『奥さんと離婚するから荷物の整理が大変だ』と言っていたが、気さくにあいさつしていてトラブルを抱えている様子はなかった。
まさかこんなことがことがあるなんて」と驚いていた。
現場は市営地下鉄今福鶴見駅の西約５００メートルの市営住宅。
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