07/09/15 00:20:57
盗みで処分の巡査に退職金…埼玉県警、事件化はせず
埼玉県警の警察署に勤務する男性巡査(24)が、交番の同僚警察官の財布から現金を盗んだとして、
8月に本部長訓戒の処分を受け依願退職していたことが13日、分かった。県警は同僚が被害届を出さなか
ったことなどを理由に窃盗容疑で事件化せず、巡査には退職金が支払われていた。
不祥事を起こした警察官への退職金支給をめぐっては、警視庁の巡査長がストーカー行為の末に女性を射殺、
拳銃自殺した事件で市民から疑問の声が相次ぎ、警視庁が巡査長の遺族の意向で支給を取りやめたばかり。
埼玉県警によると、巡査は5月中旬から7月上旬にかけて数回にわたり、勤務中に交番内で同僚警察官の
財布から計数万円を抜き取って盗んだ。同僚から相談を受けた上司が問い詰めたところ、巡査は「いたずら
目的で金は返すつもりだった」と説明し全額を返済。同僚は被害届を出さなかった。
県警は8月21日付で巡査を処分、巡査は同日付で依願退職した。
高橋克郎監察官室長は「職員への指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
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