09/02/12 00:07:38
築17年の都庁舎と議会議事堂、780億円かけ設備改修
東京都は10日、築17年を経て老朽化している西新宿の都庁と都議会議事堂について、2018年度までの10年間に総額780億円をかけて空調や給排水などの設備を一新すると発表した。
都庁の第1庁舎(48階)、第2庁舎(34階)と都議会議事堂(7階)は計1569億円をかけて1991年3月に完成。
延べ床面積は計38万平方メートルで、空調設備1000機、照明器具6万台、エレベーター83機などが設けられている。こうした設備は近年、故障が増えてきたため、都は設備更新の目安とされる20年を迎えるのを前に、工事計画を策定した。外観の改修は行わない。
工事は第1、第2庁舎ともに2フロアずつ実施。工事に入る部署は期間中、庁内の空きスペースに移るため、民間ビルなどへの仮移転は行わない。
財源には都有地の売却代金などを充てるという。都は設備を省エネ仕様に更新することで、二酸化炭素の排出量を8%程度削減できると試算している。
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