08/09/18 23:54:45
橋下知事が自公の地方分権批判「民主党を応援したい」
大阪府の橋下徹知事は17日の記者会見で、次期衆院選に向け民主党がまとめた地方分権案について「知事として非常に感銘を覚える」と述べ、「今の段階では民主党を応援したいなと思う」と語った。
自民、公明両党については「本気で地方分権をやってくれるのか不安」と批判した。
橋下知事は「自民、公明のパーティーで『地方分権をお願いします』と言い続けて7カ月。こんだけ言っても変わらないのかと」と不満をあらわにした。民主党については「地方分権に力を入れている。自然な気持ちとして応援したいと思う」と述べた。
1月の知事選で橋下知事は自公の支援を受け、民主の対立候補を破っている。だが、橋下知事はこの日、「自民、公明には民主を上回る地方分権、税財源移譲を出していただきたい。
地方の実情を反映したマニフェストが出てくると思っている」と注文。衆院選での自公候補の応援についても「マニフェストをきちんと見て、民主党を上回る地方分権を確認しない限り動けない」と語った。
民主党は16日に発表した衆院選マニフェストの柱となる地方分権・霞が関改革の原案の中で、ひも付き補助金の廃止や、地方が自由に使える一括交付金の基本法策定を盛り込んだ。(春日芳晃)
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