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東京・東村山市で、現役の市議が運営委員を務める私立の認可保育園「りんごっこ保育園」(高野博子園長)に関係して混乱が続いている。
同保育園は、2003年春に認可申請までの不透明な経過と最低基準ギリギリの施設等に議会が異論を唱えて一度は予算を否決するなど混乱した。
開設後も06年7月には園児が食物をのどに詰まらせる事故が発生。
同年11月には園内で食中毒騒動が起きたことで当事者を非難するビラを園側が配り、その直後に当事者が転園するなど、管理面での問題も浮上している。
また、今年に入って勤務していた保育士が次々と退職。
保育関係者も「このような時期に、それもまとめて保育士が辞めるのはおかしい。園内で何かあったのでは」と疑問を呈する。
そして、複数の保育士の退職によって、同保育園では現在、保育士有資格者が厚生労働省の定める認可基準を下回る状態になったことが判明。
この事態に東村山市は、2月18日付で同保育園に改善指導を行なった。
しかし、保育園側はまったく応じようとしていない。
こうした状況に園児の保護者の間では不安が広がり、市の窓口には「他の保育園に移してもらえないか」などの相談が、連日寄せられている。
このような異常な状況にもかかわらず、同保育園の運営委員に名を連ねている矢野穂積・朝木直子両市議は「何か問題があるのか」という態度をとっている。
保育士有資格者が基準を下回っているのは明らかな事実だが、矢野氏は「間違っているのは行政のほうだ」と、不可解な主張を続けている。
この件について取材を矢野・朝木両市議に試みたが、両名とも筆者が質問する間もなく、「お前は無関係だろう」「話すことはない」などと一方的にまくし立て、何も話そうとはしなかった。
週刊金曜日:金曜アンテナ
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