10/06/28 07:53:53 rW0SWQGP0
厳罰方針どこへ？琴光喜は懲戒止まり
大相撲の賭博問題の特別調査委員会は２７日の会合で、大関・琴光喜、大嶽親方（元関脇・貴闘力）、時津
風親方（元幕内・時津海）の懲戒処分と、関取ら１５人と武蔵川理事長（元横綱・三重ノ海）ら親方１２人の謹
慎処分を２８日の緊急理事会に勧告することを決めた。名古屋場所（７月１１日初日、愛知県体育館）開催は
処分の実行を条件に可能とした。大嶽親方には「解雇以上」の厳しい処分を求めているが、琴光喜は「懲戒
処分」にとどまった。
特別調査委員会は大嶽親方、時津風親方、大関・琴光喜の３人を「懲戒処分」にするよう勧告するが、大嶽
親方だけは「解雇」、もしくは現行制度となって初の「除名」が妥当とした。
その理由について、伊藤滋座長（早大特命教授）は「大嶽親方は（金額、常習性など）全部が突出している」
と説明した。特別調査委の調査では、野球賭博の１回の賭け金は「ほとんどが１万～数万円で、数十万円
というのは極めて例外的」と判明しているが、特別調査委が作成したリストの大嶽親方の賭け金累計の欄
には「極めて多額」とあり、金額も頻度も突出していたとみられる。
一方で、琴光喜は「懲戒処分」にとどまった。伊藤座長は「理事会でいったん虚偽の申告をしたことが大き
い」と理事会で虚偽報告したことを理由に挙げた。