10/05/24 12:26:53 HEhymbSV0
朝日新聞東京本社版12版 2010年5月24日(月)声欄掲載
「アホウドリ」では可哀想だ
中学生 (横浜市緑区 13)
「アホウドリ」という鳥がいる。
羽毛利用のため人間に乱獲され、絶滅危惧種になってしまった貴重な鳥だ。
そんな彼らに、なぜ「アホウ」などと馬鹿にした名前をつけているのだろう。
それは彼らが元々孤島のような人間がいない環境に生きていたことに由来する。
人間という危険な生物を知らず、大きな翼ゆえに地上で移動が遅く、つかまえられやすかった。
それでアホウドリたちは絶滅寸前まで追い込まれてしまった。
しかし鳥島などでの保護活動により、少しずつ数を回復し、今では推定千羽ほどに増え、大切にされているそうだ。
だが彼らは、いまだに「アホウ」呼ばわりだ。
これは実際に鳥の研究者の間で話題になっていて、差別的な言葉を含むとして「平和鳥」と命名しようとなどと提案されている。
でも「平和鳥」ではハトみたいなので少し変だと思う。
「自由鳥」ではどうだろう。
彼らは昔、自由だったから。
ぼくは一日も早く、彼らにもっとまともな名前が付けられることを望んでいる。
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未成年者の為、名前は伏せました。
まぁ何つうか、「若いよなぁ、ていうか若すぎる故の投稿だよなぁ」というか。
アホウドリがダメならナマケモノもダメだよな?というツッコミは野暮なんだろうけど。