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朝日新聞 東京版 5月17日
被爆国に「抑止力」発想の惨めさ
無職 佐久間○朗
(横浜市磯子区 75)
そもそも、被爆国に「抑止力」とは何て滑稽でみじめな言葉でしょう。
親を武士に無礼打ちされた農民が、武士に刀で身を守ってもらうような発想です。
鳩山由紀夫首相は沖縄訪問でも、米軍基地の撤去縮小を求める県民の悲願に
耳をかすどころか、核の傘を想起させる「抑止力」を錦の御旗に揚げるだけでした。
「私を信じてください」と中身の伴わない、きれいごとを繰り返してきた首相の認識と、
県民が直面する切実な現実とは天と地ほど開きがあります。
米国の戦略に奉仕して抑止力を訴えるのではなく、日本として独自の戦略を考え、
まずは「安保の壁」を突き破り、掛け値なしの互恵平等の日米関係を築くことが
先決と考えます。
そこで初めて「米軍基地の国外移設」が現実味を帯び、有言実行できるでしょう。
政権交代を機に一刻も早く独立国としての気概を取り戻し、
米国は元より、中国、北朝鮮などとも平和外交を展開する。
それが日本の道ではないでしょうか。
被爆と抑止とどう関係あるんだ??