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4月17日 朝日新聞 声
「高齢者を養う」発言に抵抗感 主婦 萬濃その子 (千葉市緑区 82)
「国の将来設計を片方の院で」(6日)で、筆者は「少子高齢化」に向けて国の未来図が
必要だとしている。そのことに異を唱えるつもりはない。ただ、「少ない若者で多くの高
齢者を養う時代が来つつある」という言い方には素直にうなずくわけにはいかない。
高齢者が若い人たちに支えられる部分は確かにある。が、その高齢者の一人として言わ
せてもらえば、決して国民の皆様に「養って」もらっているわけではない。受け取ってい
る年金は、過去長年にわたって働き、応分の負担をしてきた。現在もなお、求められてい
る諸税を納め、社会保険料もきちんと支払っている。実感からすれば、受け取る年金に比
べて、ずいぶん高額のお金をとられていると思うくらいである。
私は日頃、世のお世話にならぬように、極力自制してして生きている。高齢者の個々の
生活をまったく知らずただ「高齢化」を憂うムードにのって「養う」などと軽々しく言っ
てほしくない