10/05/11 21:12:51 M7WjdPwE0
5月10日 朝日新聞東京版
10年来の民主党支持に見切り 無職 氏家義一(千葉県松戸市 72)
1998年に民主党が発足して以来、政権交代の必要性を痛切に感じ、国政選挙でも地方選
挙でも民主党に投票し続けてきた、そして昨年の総選挙で政権を奪取した時は、涙を流し
て喜んだ一人だ。
鳩山由紀夫首相の米海兵隊普天間飛行場移設問題での不手際、小沢一郎幹事長の政治資
金収支報告書虚偽記載問題など、マイナス要因が次々と出てきたが、「仮に首相や幹事長
が辞任しても、後継には管直人副総理や岡田克也外相がいる」と楽観していた。
しかし、このところ、内閣支持率のみならず、政党支持率も暴落している。参院選を控
え、国民の厳しい批判にさらされているのに、今の民主党は幹部の外遊、選挙取り組みの
熱意不足など、党存亡への危機認識がまるでない。いわば与党ボケである。
先の衆院選のマニュフェストも、経済の内需主導型転換、地球温暖化対策など、みな中
途半端に推移しているこれでは、政権交代は手段ではなく目的だったと思わざるを得ない
10年来に支持に見切りをつける時のようだ。