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防衛相、知事に「分散移転」表明 普天間で本格調整着手
2010年3月26日 11時17分
政府は26日、
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の政府案取りまとめへ本格調整に着手した。
北沢俊美防衛相は仲井真弘多沖縄県知事と県庁で正式会談し「名護市辺野古に移設する現行計画はきわめてゼロに近くなった。われわれは分散移転でいろいろな案を考えている」と表明。
岡田克也外相はルース駐日米大使と都内で会談し、日米で実務者レベルの検討作業を開始することで合意した。
政府は
(1)米軍キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)陸上にヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設
(2)米軍ホワイトビーチ(うるま市)を抱える勝連半島沖合埋め立て
―を鹿児島県・徳之島など県外への訓練移転と組み合わせ段階的に移設する案も含め検討に入っており、岡田氏はルース氏にも提示したとみられる。
政府は地元負担の軽減に向け米海兵隊の訓練移転を先行させたい意向。
ただ米側と地元自治体双方の理解を得られるかどうかは未知数で、鳩山由紀夫首相が目指す5月決着には厳しい道のりが予想される。
首相は同日朝、記者団に対し「沖縄、国民、米国の理解を得るための政府案を今月末までに決める。その段取りの説明をスタートした」と述べた。
(共同)