産経抄ファンクラブ第127集at MASS
産経抄ファンクラブ第127集 - 暇つぶし2ch982:文責・名無しさん
09/11/23 08:44:00 e6Ki6mNh0
【産経抄】11月23日

ローマを訪問中の某国王女は、ネグリジェの代わりにパジャマを着て寝ることにあこが
れていた。ひょんなことからその夢は実現する。ある夜こっそり街に出て、翌朝目が覚
めたら、アメリカ人記者のベッドで、彼のパジャマを着せられていた。

▼映画「ローマの休日」の一場面である。ただし、オードリー・ヘプバーン演じる王女の
パジャマ体験は、たった一夜で終わってしまう。そんな王女の目には、中国・上海市民
の振るまいは、さぞうらやましく映るだろう。

▼先週の国際面の記事によれば、1970年代末から、一部でパジャマを着る習慣が
始まった。今では4割を超える市民が、寝室のなかだけでなく、昼間も身につけたま
ま、公共の場所に出たことがあるというのだ。

▼社会学者の高田公理(まさとし)さんによれば、日本では近世の半ばまで、昼間の衣
服のままで寝る、いわゆる「着所寝(きどころね)」が普通だった。さまざまな「ねむり衣
」が、世間に出回るようになるのは、本格的な近代化が始まる明治時代に入ってから
だ(『ねむり衣の文化誌』冬青社)。

▼工業化社会では、仕事の能率を上げるために、起きている時間と寝ている時間を厳
密に区切る必要があったという。ところが、戦後の高度成長をへて情報化社会になると
、必ずしも人々が同じ時間に集まって働く必要がなくなった。都市部の不夜城化もま
すます進む。

▼若い人なら、パジャマ姿には気が引けても、寝間着代わりのTシャツで近所のコンビニ
に出かけることに、抵抗はないようだ。高田さんが「今様着所寝」と呼ぶ風俗は、日中両国の
都市生活で、共通しているのかもしれない。当局が禁止の通達を出し、市民がインターネ
ットの書き込みで対抗する、政治のありようは違うにしても。



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