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09年10月20日 朝日大阪版・声面 「私と新聞」
文章力磨き筆者と議論したい
小学校国際理解協力員 石井明静(神奈川県藤沢市 36)
生まれ育った中国の大学で日本語を学んだ後、結婚を機に12年前に来日。以来、朝日新聞を読み続けている。
新聞はもう一人の伴侶のような存在である。
芳醇な知のにおいを放つ新聞のページをゆっくりとめくる。
「天声人語」や社説、国際面、「GLOBE」などを細かく読んでから、再び「天声人語」へ。今度は辞書を
片手に、ノートに丸ごと書き写す。とても幸せな作業である。
しかし、中国の問題などで筆者と意見が食い違うと、テーブルをたたいて「間違ってる」「言い過ぎだ」とひ
とり大声になることもある。
すぐに反論したいが、説得力ある文章を書こうと調べるうちに冷静になり、自分はまだ勉強不足だと気づく。
悔しいから一層勉強に励む。
いつか手応えのある文章で議論しよう。そう思いつつ、きょうも新聞を気持ちよく開く。
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天人子まったく報われず。