09/10/05 20:38:47 KphBqqeZ0
[まともな投稿]
2009/10/05(月)の朝日新聞朝刊東京版9面「声」欄 より
「中国の地名や人名は漢字で」
会社員 高畑 太朗 (千葉県船橋市 48)
7年間駐在した中国から6月に帰国しました。娘の試験勉強に付き合い、久しぶりに中学
地理の教科書を見る機会がありました。その中国の地名には漢字表記はなく、中国語発音
を模したカタカナ表記だけでした。私には、大きな違和感がありました。
例を挙げると、「ターリエン」「ティエンチン」です。これがテレビや本によく出てくるアカシアの
「大連」、天津甘栗の「天津」だと、中学生に分かるのでしょうか。現地の発音に忠実に、
という配慮なのでしょうか。しかし、カタカナ表記の通りコワンチョウと発音して、広州のことだと
分かる中国人がいるとは思えません。北京の日本人学校でも話題になっていました。
中国では今でも日本の地名や人名は漢字で表記、中国語の発音で読むことが主流です。
日本も漢字で表記、日本語読みでよいのではないでしょうか。
新聞や歴史書など日本社会では、今も漢字表記が主流です。教科書だけが中国で通じない
カタカナ表記を行うことは百害あって一利なし、と思わざるをえません。