09/09/29 20:25:09 lKb8hgL90
正しい方向へ転換できるか
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民営化の本質は、国民の負担が増え、一部の人が富を手にするということだ。日本でも
今になってようやく、郵政民営化で誰が富を手にしたのかが衆目にさらされ始めた。
もし国民が、国の資産が一部の人々の利権にすり替えられるのが「郵政民営化」の本質
だと認識していれば、多くの人が郵政民営化に反対したことだろう。
債務超過で破綻すれば国有化し、売って儲かれば民営化するというアメリカのやり方は、
結局は同じ人々、つまり一般国民ではなく一握りの支配者層だけが富を手にするという
構図である。小泉改革は、「子どもたちの世代にツケを残さず、安心で安全な社会を維持
する」というマニフェストのもと、民営化、規制緩和を行ない、同時にさまざまな手当て、
年金をカットした。結局、子供たちの世代の負担を増大させたのである。
しかしこれも、自民党を長年支援し続けた、または無関心から選挙で投票すらしなかった
国民の責任である。今回の政権交代においても、日本が正しい方向へ転換できるかどうか、
それは民主党だけではなく、有権者自身の意識にかかっている。
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