09/09/04 06:55:00 KCC6G/Ca0
>>216
今回は、主張と抱き合わせで読まなくてはいけなかったようだ。
【主張】東京五輪招致 夢の再現へ首相の出番だ
2009.9.4 02:49
2016年夏季五輪の開催都市選考をめぐる国際オリンピック委員会(IOC)の評価報告書が発表された。
IOCの評価委員会が今年4、5月に東京、シカゴ、リオデジャネイロ、マドリードの立候補4都市を現地調査して
まとめた報告書で、突出して評価の高い都市はなかった。
前評判の高かった東京にとってはやや厳しい内容ではあるが、それでも最有力の候補であることは変わらない。
報告書をことさら否定的にとらえるのではなく、自信を持つことも必要だろう。
開催都市は1カ月後の10月2日、コペンハーゲンで開かれるIOC総会で正式に決定する。東京都をはじめ招致関係者は
報告書の指摘を踏まえ、投票権を持つ世界のIOC委員に日本の良さ、東京の魅力を理解してもらうよう最後の働きかけを強めてほしい。
報告書によると、東京は計画がコンパクトで、政府の財政保証があることが評価された。一方で、施設の一部は改修や
新設が必要なこと、選手村がやや狭いこと、国内の支持が低いことなどが懸念材料としてあげられている。
ほかの3都市では、南米初開催の意義を強調するリオデジャネイロの計画が「とても質が高い」と評価されているが、
治安面では不安が大きい。シカゴ、マドリードはやや後退した印象だが、その分、巻き返しを強めるだろう。
シカゴには地元出身のオバマ米大統領の総会出席というサプライズの可能性も残されている。
こうした中で、東京が勝ち抜くための最大の懸念材料は国内の支持率の低さだが、それでも55%は招致を支持している。
2度目の五輪が実現すれば、日本の環境技術の高さを世界に示すことになるし、東京がより魅力的な国際都市に成長する機会にもなる。