09/05/25 17:21:04 5FWvYWOXO
>>30の続き
▼東京的価値観の全国制覇
テレビ番組は、どこで、誰が作っているか。圧倒的に東京である。関西をはじめ地方制作の番組がないとはいわない。
しかし、全国ネットで放送される割合がどれぐらいあるかといえば、せいぜい全体の数パーセントだろう。
ということは全国ネットで見る番組は、東京の人たちが東京的価値観(がどういうものかという
定義はここではカッコに入れておく)に基づいて作られたものである。
もちろん、東京的価値観 の中にも多様性があることは認める。
しかし、全国に散らばって存在する多様な地方的価値観が東京発の番組に組み込まれることはないだろう。
その結果、何が起こるか。あえていうなら(多様性を持ってはいるが)東京的価値観による全国の均一化である。
東京発のドラマに登場する人物、描かれる風景は、仮にそれが地方をテーマとしてはいても東京的価値観に基づいて選ばれ、脚色されている。
そうした価値観に基づいて制作された「おもしろい」番組を見続けているうちに、
人はそれが「おもしろい」ものだと思うように洗脳されるだろう。少し飛躍があるかもしれないが、
それこそが「価値あるもの」と考えることだってあるだろう。
だから、テレビの影響をより受けやすい(=価値観の確立していない)若い人たちほど、
東京へ行きたい、と思うのではないだろうか。さらにいうなら、そうした若い人に残ってもらいたいがために
地方都市は軒並み東京ライクな風景になってしまったのではないだろうか。
▼脳を休ませてしまうテレビ
さらにもう1つ、恐ろしい指摘がある。テレビを見ていると、脳の処理能力が楽をする。楽をすると、
人は本来持っている能力を失っていく。クルマが人間の歩く力を弱らせてしまったように。
テレビに関する3つめの原罪とは、人間の脳の能力を弱らせることだ
なぜ、テレビを見ると脳が楽をするのか。この問いに答えるには、テレビで時々問題になるサブリミナル効果の話が参考になる。
サブリミナルとはテレビで放映されるフィルムの中のわずか1コマに
本来の内容とはまったく関係のない絵を差し替えていることをいう。
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